Contents
- 1 夜景と食の魅力。韓国の街が映える映画15選
- 1.1 ■はじめに:韓国の街は「人の気持ち」を風景で語る
- 1.2 【1】建築学概論(2012)
- 1.3 【2】リトル・フォレスト(韓国版 2018)
- 1.4 【3】ビューティー・インサイド(2015)
- 1.5 【4】ラストプリンセス 大韓帝国最後の皇女(2016)
- 1.6 【5】最も普通の恋愛(2019)
- 1.7 【6】エクストリーム・ジョブ(2019)
- 1.8 【7】国家代表!?(2009)
- 1.9 【8】グッバイ・シングル(2016)
- 1.10 【9】ユンヒへ(2019)
- 1.11 【10】8番目の男(2020)
- 1.12 【11】ラブ・フィクション(2012)
- 1.13 【12】82年生まれ、キム・ジヨン(2019)
- 1.14 【13】パラサイト 半地下の家族(2019)
- 1.15 【14】ある家族(2020)
- 1.16 【15】パパロッティ(2013)
- 2 ■じゃあ、どこで観るのが気持ちいい?
- 3 ■ 最後のまとめ:韓国の街は、感情の景色だ
夜景と食の魅力。韓国の街が映える映画15選
恋・友情・家族をやさしく描く作品を中心に。
■はじめに:韓国の街は「人の気持ち」を風景で語る
韓国映画のすごいところは、
夜景や食が「画面の装飾」ではなく
“感情の翻訳”として映ることです。
- ソウルのにぎやかな路地は、恋が加速する場所
- 海沿いの地方都市は、友情や再会が深く染みる場所
- 屋台の湯気は、家族の距離感を温める場所
“景色そのものが 情緒を語る”のが韓国映画の強み。
なので今回は、夜景・食シーンが魅力になる
観やすいヒューマン系だけを15作品えらびました。
週末の夜に観て
「韓国の街が見たくなる」ラインナップです。
【1】建築学概論(2012)
済州島の海と、ソウルの街の対比がすごい。
「初恋の記憶」と「大人の今」が、風景で繋がっている映画。
観終わった後、自分の初恋の街を思い出す人が多い一本。

【2】リトル・フォレスト(韓国版 2018)
ソウルで疲れた女性が帰るのは、地方の自然と食のある生活。
韓国料理の調理シーンは、控えめに言って最高。
“食べることは、生きることだ”を
遠回しでなく、やさしいトーンで理解できる。
【3】ビューティー・インサイド(2015)
ソウルの夜景と、
主人公の“変化する顔”のギャップが強烈に効くラブストーリー。
街の光が、恋の輪郭を際立たせる。
韓国の夜景×恋愛映画の理想形。
【4】ラストプリンセス 大韓帝国最後の皇女(2016)
史実をベースにしながら、
韓国の街並みが「記憶の器」として機能する作品。
観光では見えない“街の歴史”を
映像で飲み込める。
【5】最も普通の恋愛(2019)
会話劇中心のラブコメ。
でもソウルのカフェの空気が、とにかくリアル。
「あ、韓国ってこういう夜の温度なんだ」
という“生活の湿度”が分かる。
シンプルだけど深みが残る一本。

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【6】エクストリーム・ジョブ(2019)
チキン屋を“潜入捜査のフリ”で始めたら
本当にバズってしまう、という大ヒットコメディ。
韓国の「食」が、ただの背景ではなく物語の駆動力になっている。
笑いながら、韓国の食文化の底力を理解できてしまう一本。
【7】国家代表!?(2009)
江原道の雄大な景色と
スキージャンプの競技が重なる。
スポーツ映画に見えて
実は「土地が人の背中を押す映画」。
温かくて、観た後元気になる。
【8】グッバイ・シングル(2016)
スター女優と、身元の分からない少女。
華やかなソウルと、生活臭のあるローカルが
一つの人生を作り直す場になる。
韓国の街は、人生の“再構築のステージ”にもなるんだと分かる。
【9】ユンヒへ(2019)
雪の降る釜山の静寂。
この映画は
「韓国映画=ソウル」ではない世界観を見せてくれる。
夜景の派手さより、
静かな余白に情緒が宿るタイプの一本。
【10】8番目の男(2020)
裁判員制度が題材。
ソウルの“働く人の顔”がしっかり撮られている。
観光ガイドには載らない、
仕事中のリアルな韓国の街がここにある。
ビルの光が、暮らしの重さを照らす。
ここまでで10本です。
次の 第3回 では
- 【11〜15作品目】
- そして自然導線で U-NEXT と Hulu
を紹介します。

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【11】ラブ・フィクション(2012)
ソウルの街が“恋の気まずさ”を受け止めてくれる映画。
韓国の映画って、
街の空気が感情の代弁者になる瞬間がすぐ来る。
その“韓国映画らしさ”が分かりやすく味わえる一本。
【12】82年生まれ、キム・ジヨン(2019)
ソウルの生活圏。
あまりにリアルで、
“ここにあったんだろうな”という生活の湿度が
画面からそのまま飛んでくる。
夜景の華やかさとは真逆の、
日常の重さを映す名作。
【13】パラサイト 半地下の家族(2019)
ソウルの“地形”と、
階層そのものが物語を作ってしまう映画。
街の構造そのものがストーリー装置になっている。
韓国映画の“街”を理解するなら
ここは避けて通れない。
【14】ある家族(2020)
ソウルの夜、
路地の奥、
暮らしの隙間。
“街”が人を追い詰めもするし、救いもする。
韓国映画はそこがえぐいほどリアル。
【15】パパロッティ(2013)
音楽×青春×地方都市。
ソウルじゃない韓国の景色を
やさしく受け取れる一本。
韓国映画は
“地方の空気”が本当にうまい。
■じゃあ、どこで観るのが気持ちいい?
韓国映画は、
1本観たらその余韻のまま、もう1本観る
この流れが一番良い。
だからまず向いているのがこの二つ。
映画やドラマの最新配信状況を知りたいなら 最新配信スケジュールまとめ をチェック。視聴サービスごとの配信日や終了日がひと目で分かります。
初めての方は VODサービスの選び方ガイド もおすすめ。無料期間や作品数を比較して、自分に合ったサービスを選べます。
◆ U-NEXT
U-NEXTは、本当に“芋づる”が強い。
恋愛、友情、家族モノ。
韓国映画の横の移動が、1タップで繋がる。
そして、
「韓国映画って結局この感じだよな」
の“情緒ライン”にずっと乗り続けられる。
◆ Hulu
Huluは、映画→短いドラマに移る時の抵抗が小さい。
韓国映画は、結構“余韻が重い”。
だから短いドラマにワンクッション置けるHuluは相性が良い。
余韻を薄めずに、やわらかく繋げる。
次回、第4回がラスト。
ここでは
- Amazonプライム
- mieru-TV
+まとめ
を作り、この“韓国の街が映える映画15選”を完成させます。

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■ Amazonプライムは「余韻を“あとから取り出せる”強さ」がある
韓国映画って、
観終わって“翌日”に効くタイプが多い。
夜景、言葉、食べ物、距離感…
全部あとからジワッとくる。
Amazonプライムは
**その“あとから取り出す”**を容易にする。
- 寝る前に10分だけ
- 昼休みに5分だけ
- 通勤中にちょっと見返す
この“つまみ食い型”ができるのはAmazonが一番やりやすい。
韓国映画の“余韻力”にぴったりの仕様。
映画やドラマの選び方に迷ったら 初心者向けVODサービス徹底ガイド をチェック。サービスごとの特徴やおすすめ作品が分かります。
さらに迷ったときは AmazonプライムとU-NEXTの比較記事 で違いを確認して、自分に合った方を選びましょう。
■ mieru-TVは“抜け”を拾う時の最後の一手
韓国映画を横に見てると、一回は必ず出ます。
「この監督の初期作どこにある?」
「この俳優の昔のやつ、配信ない?」
そういう“今すぐ見たい欲”の穴を
拾ってくるのが mieru-TV。
思いつきで観る
=感情の動線で観る
この視聴体験を、止めないのがmieru-TVの価値。
■ 最後のまとめ:韓国の街は、感情の景色だ
韓国映画がここまで刺さるのは
“街”が人の気持ちをそのまま写してくれるから。
- 恋が揺れている夜景
- 人生を作り直す食の湯気
- 友情が蘇る路地の光
全部、“説明”じゃなく“体感”として届く。
観た後に
「韓国の街を歩きたい」と思う。
それがこのセレクトのゴール。
そしてもう一つの大事なこと。
韓国の風景映画は、人生を“やさしく戻す映画”でもある。
疲れた夜ほど、効く。
ゆっくり見て、ゆっくり余韻で暮らしに戻る。
韓国映画の一番の贅沢は
その“余白”なんです。

よくある質問
この連載の主旨は?
どんなタイプの作品が多い?
夜景のポイントは?
食シーンの味わい方は?
いつ観るのがいちばん効く?
全部観るべき?
どの配信サービスが向いてる?
ネタバレの扱いは?
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【経歴】
早稲田大学 文化構想学部
卒業後5年間、大手動画配信プラットフォームで編成・ライセンス担当
2020年よりフリーランスとして独立
VOD比較サイト「dokovod.com」を開設・運営
【専門分野】
VODサービスの料金・画質比較
HDR/Dolby Atmosなど最新視聴環境の最適化


